鷹崎はよく変なプレゼントを頂く。
だが、今までで一番忘れられないものと言えば、やはりあの
クリスマスプレゼントだろう。
それは、まだ鷹崎が小学5年生だった時のこと。
当時小学校では、「サンタクロースは実在するか」論争が遂に
最終局面を迎えようとしていた。
鷹崎は頑なに「実在派」に属しており、この年のクリスマスも自分の
願い通り、おもちゃかぬいぐるみが与えられるものと信じて疑わなかった。
さて、迎えたクリスマスの朝。
枕元を見ると…。
おお、包みがある!
…だが、なんか小さくて平べったい…。
首を傾げながら包装紙を開いてみた。
中から出てきたのは、少年少女日本文学館の
「ビルマの竪琴
明らかに母の趣味だ。
「いつまでも夢見てんじゃないわよ」
と諭された気がする
♪いつかのメリークリスマス
※しかしその後。
「サンタクロースの冒険
希望を取り戻した(?)鷹崎。
それから数年後、「聖夜幻影譚」のプロット作成を開始したのであった。
懲りないね、鷹崎。
※この記事はAブロミニコンテスト第2回「忘れられないプレゼント」で
「ルンルン賞」を受賞しました。









